すっきりさわやかクリーン大作戦 ~住まいを快適に~

2019.12.14

身の回りを汚れたままの状態にしていると健康や安全面への影響があることに気付き,健康・快適・安全に過ごすために,どのようにしたらよいのかについて考えました。

どこにどのような汚れがあるだろう?

教室の写真を提示し,どこから清掃をするのかを考えました。子どもは,「端から。理由は,真ん中からそうじをすると,端の方や角の方などバラバラにゴミがいってしまうけど,端からだと,外側の方にごみがまとまって,てまにならないし,きれいにとれるから」「教室の端。細かい場所を先に清掃して,その後おおまかな所を清掃すると,効率もいいし,真ん中にあったごみも自然と端にいくから,端からやるといい」「はたきで上のほうから。電気の上。ほこりを落とすため」などと発言していました。

その後,話合いにおいて,着目する解決の視点として「隅(下の方)」「高い所(上の方)」「よく使う所(真ん中のあたり)」の3つを見いだしました。そこで,自分の縦割り班の清掃場所を想起させ,どこに汚れがありそうかを考えました。子どもは,見いだした視点を基に汚れがありそうな場所を予想していました。

以前撮影していた校内の汚れのある場所をもう一度見直し,分類してみたところ,見いだした視点で分類できることに気付きました。振り返りでは,「私は,高いところ(ふつうのほうきではとれないところ)などは,2学期の学期末にしかそうじをしたことがない。だから,毎日とはいわなくてもこまめにそうじをすることが大切だと思った。教室の隅などは毎日そうじをしているけれどすぐにほこりがたまってしまう。汚れているところを分けたときも隅が一番多かったので特に気を付けてそうじをしたい」との記述が見られました。
清掃をする視点を考えたことで,汚れがあるときにはその視点を基にして清掃しようとする姿が見られました。

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