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2024.09.06
6月に行った2年生の「走・跳の運動遊び」の実践について紹介します。
道具は3つで、子供にとって扱いやすいものを選びました。
子供たちは、思い思いに○○っと跳ぶことを試行します。
「どんなふうに○○っととんでいるの?」
「ふわっととんでるよ。」
「すーっととんでるよ。」
「くるっととんでるよ。」
「ピョーンっととんでるよ。」
「すかっととんでるよ。」
など、自分のイメージに合わせて、様々な跳び方を生み出していきます。
実際に子供たちが、挑戦していた「跳び方」は次のような動きです。
子供は、側方倒立回転のような動きが、「マットを越えるための跳び方」として有効だと判断していたようです。道具を組み合わせると、中学年の走・跳の運動につながる動きをつくっていました。また、ダンボールは小さいもの、マットのように少しずつ高さを変えられるものを使うことで、記録に挑戦したり、連続した動きをしたりする子供の姿も見られました。
子供は自分たちでつくった場にこだわりをもって運動していました。そして、「こんなことできるかな?」「あそこの遊び場と組み合わせてやってみよう!」などど、挑戦する高さや幅を変えていきました。そうして、夢中になって運動する中で、「強さ」、「速さ」、「勢い」、「高さ」について自然に考えるようになっていました。これらの視点は、「走・跳の運動遊び」に限らず、「体つくりの運動遊び」や「マットをつかった運動遊び」など、他領域にも生かしていくことのできる視点です。
これからも、子供たちから自然と生まれた動きを運動の特性と関連付けられるように働き掛け、その動きのおもしろさや楽しさを感じられるような実践を考えていきます。