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2019.12.14
前時では,献立を作成するときには,主食,主菜,副菜,汁を扱い,これらの組合せで1食分の食事が構成されていることや,健康のために栄養バランスを考えることが大切であることを学習しました。しかし,献立を毎日続けて考えるためには,栄養バランスがよくても同じ献立では,飽きてしまったり食欲がなくなったりするのではないかと気付きました。そこで,献立を作成するためには,栄養バランスの他にどのようなことを考えればよいかについて家庭で献立作成の工夫について取材する活動を設定しました。
本時では,献立作成の工夫についてどのようなものがあるのかを交流しました。たくさんの献立作成の工夫があることに気付き,子どもたちは家庭によって工夫が違うことや他の工夫のよさを知ることができました。
その後,献立作成をするために大切なことは何かを考えました。子どもは,「栄養バランス」を健康のためにも大切な着眼点であることに気付き,発言をしていました。また,「旬のもの」「違う料理」「時短」の着眼点も見いだしました。
見いだした着眼点を基に,モデル献立を改善しました。子どもは,モデル献立には,野菜が足りないことや,栄養バランスが悪いことに気付き,献立を作成している様子が見られました。
献立作成に大切な着眼点を考え,その着眼点を基にこれからの生活で生かしていきたいことを考える姿が見られました。
詳しくは,令和2年2月6日・7日の初等教育研究会研究紀要をご覧ください。