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2020.04.25
再休校に入り,休校中の課題をどうするかについて話し合ったり準備に追われたりと慌ただしい日々が続いています。きっとご家庭においても,毎日の昼ご飯をどうするか,日々溜まってくるストレスを子供たちにどう発散させるか,持ち帰ってきた課題のサポートをどうすればよいかなど試行錯誤の日々だと思います。当校は,一人一台タブレットを所持しているので,休校中の健康観察や課題配信についてはタブレットを通じて行っています。
子供たちから課題の返信が届くと,休校中も時間割を見ながら自分で学習し,元気で過ごしているのだなと少しほっとします。
今回は,「子供とつながるオンライン学習支援」について考えます。
【自主学習に活用できるサイト・・・文部科学省HPより】
●「子供の学び応援サイト」
教師向け資料・動画・ワークシートなどにアクセスできます。
・NHK for school 音楽ブラボー(ポイントが絞られていて,歌唱・器楽・音楽づくりなどジャンルも豊富です)
・ヤマハデジタル音楽教材(ソプラノリコーダーの練習に活用できます。5月6日まで無料で利用することができます)
・教育芸術社の自宅学習支援コンテンツ(教科書で扱う参考曲の音楽データを聴くことができます)
・教育芸術社の音楽しらべ隊(様々な音楽や作曲家について調べることができます)
【4年生のオンライン学習支援例】
(事前準備) ヤマハデジタル音楽教材(ソプラノリコーダー編)をipadで体験し,学習カードを配布
常時活動としてリズムリレーを体験
(課題のステップ 週2回の音楽授業として)
1時間目:デジタル音楽教材(ソプラノリコーダー編)から挑戦したい曲を選んで,演奏する。感想をタブレットで記入し,提出する。
2時間目:クラッピングのポイント動画を見る。クラッピングファンタジーの音楽データに 合わせて演奏する。
3時間目:ボディーパーカッションの参考動画を見る。8拍分のボディーパーカッションを考える。
4時間目:学習の振り返りをタブレットで記入し,録音した作品を提出する。
まだ手探りな部分もありますが,タブレット端末の向こうにいる子供の姿を想像しながら授業を組み立てることは,日々の授業と変わりません。家庭にいるからこそできること(ペットボトルで音楽をつくろう,家の中で音探しなど),子供が楽しみながら想像力を働かせるような音楽科の学習をこれからも考えていきます。