協議会にご参会いただき,ありがとうございました

2021.11.07

 初等教育研究会Autumn協議会が終わりました。休日にもかかわらず,県内・県外から多くの皆様に参加していただいたことに感謝申し上げます。

ありがとうございました。

 今回の授業は,郷土に伝わる民謡を教材に,自分が伝えたい思いをもとに歌詞をつくり,どう歌うかについて模索し,さらに多様な他者(ゲストティーチャー)に出会うことで歌や歌声の見方を更新していくことをねらった授業でした。

 「伝統音楽は宝箱」

まさに,その通りだと思います。わたしたち教師は,

「これが子供に身につけさせるべきもの」                 

「これが価値のあるもの」 

「○○の授業の流れは,こうあるべき」

という考えに縛られすぎているのかもしれません。確かに各題材で押さえるべき指導事項はありますし,確かな知識・技能を身に付けさせる時間も必要です。                                                     

 でも,まっさらな状態で子供が感じ取っている「音楽」は,教師の見方をはるかに超えるときがあります。教師がモデルAとモデルBを提示したら,自分たちの思いに合うCを仲間と共に生み出していることもあります。

 未来を生きる子供たちの深い学びを支えるために,音楽科では何ができるのかこれからも考えていきます。

 協議会当日の発表資料を,HPに載せてほしいというお声をいただきました。

また,初等教育研究会Winterで皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

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