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2023.01.25
初等研Winterが間近に迫ってきました。授業動画公開の前に,本時までの流れを紹介いたします。
この単元は,総合学習で学んできたことを基に,国語の学習でよりよく伝える構成を考えるという教科横断的な視点を含んだ学習となっています。
「話す・聞く」力は,すぐに身に付くものではありません。今年度,系統的に「話す・聞く」力を身に付けることができるように,年間3つの単元を核に学習を構想してきました。伝える相手は,身近な相手からスタートし,より遠くの相手(他者)へとレベルアップしていけることが大切だと思います。
「虹の輪(総合学習)で学んだ日本海のすばらしさを発信しよう」と子供たちに提案しました。そして,何を伝えたいかを問うと,「日本海の魅力」とまず挙がりました。そして,「日本海の魅力だけじゃなくて,問題点や改善点も一緒に伝えた方がいい。その方が,日本海の魅力がより伝わる。」とある子が発言しました。みんながそれに賛同し,伝える内容は,「日本海の魅力+問題点+改善点」ということに決まりました。
2時間目には,「日本海の魅力」「問題点」「改善点」の3つをYチャートにまとめながら,構成メモをグループごとに作成しました。そして,真ん中には「自分たちが伝えたいこと」を考えて記入しました。
本時における働き掛けは,上の2つになります。この働き掛けにおいて重要なのが,「複数のモデル発表」です。本時では,4つのモデル発表を提示します。子供たちがそれらを比較することを通して,構成や内容のよさを捉えることをねらっています。
「複数のモデル発表の聴取を通して,どのように構成や内容のよさを捉えたのか」
「捉えたよさを生かし,どんな対話をしながら自分たちの発表内容を作り上げていったのか」
ぜひ,初等教育研究会Winterにご参加いただき,授業動画をご覧ください。そして,協議会や授業アンケート等で忌憚のないご意見をお寄せいただけたらと思います。
皆さんと一緒に学べることを楽しみにしております。初等研Winterでお待ちしています!