生活時間を見つめようⅡ

2020.05.29

休校中に,子どもたちはどのような生活を送っていたのでしょうか。

「どのように過ごしていましたか」と家庭での過ごし方について聞いてみました。

子どもは,やったことのない家庭の仕事にチャレンジしたり,家にあるものを利用して物を作ったりとさまざまなことに取り組んでいました。同じように過ごしている日々の中で,新しいことに取り組んでいきたいという思いがあったようです。また,家族とのかかわりが少ないと感じた子どもは,食事の手伝いをしたり,一緒に運動をしたりすることを通して,家族との会話を増やそうと考えていました。

このような機会だったからこそ「家族とゆっくり向き合えた」「自分のことを話すだけでなく,家族のことも知ることができた」と嬉しそうに話をしてくれました。

今だからこそできることを考え,家族とのかかわりを見つめ,前向きに毎日の生活を過ごしていた子どもの逞しい姿が見られました。それは,まさしくどのような状況においても,自分で考え選択し,よりよく生きていく力ではないでしょうか。

本実践では,そのような話し合いの中から,生活を送る上で大切になることを考え,次の課題へとつなげていきました。

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