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2021.01.12
いよいよ,初等教育研究会が近づいてきました。年明けから,公開する授業の単元に入りました。
今回からは,研究会までにどのように学習を進めてきたのかを公開していきます。
動画の公開や協議会までに,単元の流れを知っていた方が,分かりやすいと思いますのでぜひご覧ください。
そして協議会では多くの方からのご意見をお待ちしております。
身近にあるけど,目に見えないし,手でも触れない「空気」。子供はその空気を見える・使えるようにするには…と考えていきました。そしてその空気でできる遊びを考えていきました。
子供は道具を使えば,空気をためる・とばす・はこぶといったことができると気付いていきました。そして,何度も試しながら遊びをつくっていきました。
子供の振り返りです。空気を遊び道具として,使えるということに改めて気付いていきました。そして多くの子供が,「もっとおもしろい遊びをつくりたい」,「もっと色んな空気遊びをしたい」という思いをもっていきました。
こちらは,1〜2時の後に行った家庭学習です。一人一台iPadとロイロノートアプリを用いて,次に自分がやりたい空気遊びについて考え,家庭から提出しました。教師はこの提出状況を見ながら,道具や授業の構想の準備を進めることができました。
家庭で調べてきた遊びを自分たちでつくっていく活動です。活動の場や時間を十分に確保し,子供を遊びにどっぷりと浸からせました。子供は自分のやりたい遊びに没頭して道具を作っていきました。
教師側で,グループを分けたり,決めたりせずとも,子供たち同士で同じような遊びの小グループやペアができ,協働して進めていきました。
この子供は初め,一人でペットボトルと風船を使って空気砲を作っていました。ですが,その遊びに物足りなさを感じていました。
すると近くの男の子が近づいてきて,段ボールで土台のようなものを作り始めました。土台に割り箸をつけ,土台を左右にゆらす動作を付け加えました。
その理由を聞くと,「的が止まっているとすぐに倒れて面白くないから」「少し難しくした方がおもしろいから」と答えました。
自分の思いと似ている友達を見つけ,自然と関わり合い,遊びを発展させている姿でした。
3〜4時間目の子供の振り返りです。自分たちの思いを具現化していき,次にはこうしたいという思いがつながっています。みんなが完成したら「空気ランド」をつくりたいという思いの子供も現れました。今後が楽しみです。